【4月23日】一問一答

 

今回は、連帯債務から出題させていただきました。

連帯債務は、個別にできること、連帯して責任を負うことをそれぞれ分けて覚えてみましょう!

 

 

 

①債権者は複数の連帯債務者全員対して、各別に、かつ同時に、全額の履行を請求することができる。

 

 

【解答:⭕️】
連帯債務の債権者は債務者の一人または全員に対し、同時または順次に全部または一部の履行を請求することができます。

 

 

 

 

②AとBはCに対して1000万円の連帯債務を負っており、各自の負担部分はそれぞれ500万円である。CからAに対して1000万円の請求があっても、Aは500万円のを支払えばよい。

 

 

【解答:❌】
連帯債務は債務の全部を各連帯債務者がそれぞれ負っています。

 

 

 

 

③AとBはCに対して1000万円の連帯債務を負っており、各自の負担部分はそれぞれ500万円である。Aが800万円を弁済すれば、300万円を限度にBに対して求償できる。

 

 

【解答:❌】
連帯債務者が弁済したとき、他の連帯債務者に対して、負担部分の割合に応じて求償することができます。

本問では、AとBの負担割合は1:1なので800万円のうち400万円を限度にBに対して求償できます。