【1月20日】一問一答
制限行為能力者はそれぞれどのような人のことをいうのか、一つずつ覚えましょう!
①行為能力が制限される者の中には未成年者が含まれるが、未成年者とは20歳未満の者をいう。ただし、婚姻した者は成年に達したものとみなされる。
【解答:⭕️】
制限行為能力者には、未成年者、成年被後見人、被保佐人、被補助人の4種類があります。
未成年者とは20歳未満の者をいいますが、婚姻した者は成年に達したものとみなされることに注意しましょう。
②未成年者が単独で法律行為をするときには、法定代理人の同意が必要であり、法定代理人が未成年者を代理して法律行為をすることはできない。
【解答:❌】
未成年者が単独で法律行為をするときには、法定代理人の同意が必要です。
また、法定代理人が未成年者を代理して法律行為をすることもできます。
③未成年者が法定代理人の同意を得ないで行った行為は原則として取り消すことができる。
【解答:⭕️】
未成年者が法定代理人の同意を得ないで行った行為は原則として取り消すことができます。
例外として、
①単に権利を得るだけの行為や義務を免れる行為
②法定代理人から処分を許された財産を処分する行為
③法定代理人から営業を許された特定の行為
は取り消すことができないので注意しましょう。