【1月27日】一問一答
消滅時効は以前にも出題がありましたが、今回の問題は基礎的な問題となっています。
しっかり復習しておきましょう!
①消滅時効が成立するために必要な期間は、通常の債権と判決で確定した権利は10年である。
【解答:⭕️】
消滅時効が成立するために必要な期間は、通常の債権と判決で確定した権利は10年となります。
ちなみに短期消滅時効にかかる債権は1~5年、債権または所有権以外の財産権は20年となっています。
②所有権も一定の期間経過すれば、消滅時効にかかる。
【解答:❌】
所有権は消滅時効にかかることはありません。
③催告自体によって時効は中断し、催告後、何らの行為もすることを要しない。
【解答:❌】
催告は裁判外での請求であるから、催告後、6カ月以内に裁判上の請求等をしないと時効は中断しません。