【5月14日】一問一答

 

今回は、地価公示法から出題させていただきました。

地価公示法の問題では、問題文の中から違和感を探す練習をしてみましょう!

 

 

 

地価公示は、土地鑑定委員会が、公示区域内の標準地について、2人以上の不動産鑑定士の鑑定評価を求め、毎年1月1日における単位面積当たりの正常な価格を判定し、公示することにより行われる。

 


【解答:⭕️】

地価公示は、土地鑑定委員会が、公示区域内の標準地について、毎年1回、2人以上の不動産鑑定士の鑑定評価を求め、その結果を審査し、必要な調整を行って、一定の基準日(1月1日)における単位面積当たりの正常な価格を判定し、公示することにより行われます。

 

 

 

 

地価公示の標準地は、自然的及び社会的条件からみて類似の利用価値を有すると認められる地域において、土地の利用状況、環境等が通常と認められる一団の土地について選定される。

 


【解答:⭕️】

地価公示の標準地は、自然的および社会的条件からみて類似の利用価値を有すると認められる地域において、土地の利用状況、環境等が通常と認められる一団の土地について選定します。

 

 

 

 

地価公示において判定を行う標準地の正常な価格とは、土地について、自由な取引が行われるとした場合において通常成立すると認められる価格をいい、当該土地に、当該土地の使用収益を制限する権利が存する場合には、これらの権利が存するものとして通常成立すると認められる価格をいう。

 


【解答:❌】

標準地の正常な価格とは、土地について、自由な取引が行われるとした場合において通常成立すると認められる価格をいい、当該土地に、当該土地の使用収益を制限する権利が存する場合には、これらの権利が「存しない」ものとして通常成立すると認められる価格をいいます。