【3月28日】一問一答

 

今回は、法定地上権の穴埋め問題から出題させていただきました。

法定地上権は、以下4つの順序と要件を覚えていれば解ける問題が多いので、しっかり復習しましょう!

 

 

 

 

【解答:①建物土地と建物抵当権

 

1.抵当権設定時に、【①建物】が存在すること

建物がない更地に抵当権が設定された後、建物が建築されて競売になったとしても、法定地上権は成立しません。

 

 

2.抵当権設定時に、【②土地と建物】の所有者は同一であること

抵当権設定時に土地と建物の所有者が異なっている場合、法定地上権は成立しません。

 

 

3.土地と建物の一方または両方に【③抵当権】が設定されていること

どちらかに抵当権が設定されている必要があります。

そもそも抵当権が設定されていなければ、いきなり所有者が変わるなんてことはありませんね。

 

 

4.土地または建物の競売の結果、土地と建物の所有者が別々になったこと

競売によって土地と建物の所有者が別々になり、1~3全ての要件を満たしていた場合、法定地上権が成立します。